広島鷺夕会 第45回競吟詠大会 開催される☆

広島鷺夕会 第45回競吟詠大会

広島鷺夕会副会長 石橋夕藻

 令和3年10月31日(日)安芸区民文化センタースタジオにて、第45回の競吟詠大会を開催しました。
出吟者、前年度の優勝者、全国大会出場予定者の発表吟詠と、会長、副会長、相談役の模範吟詠を織り込んだプログラムが予定時間より早く進めることができました。
コロナ禍の長い間の緊急事態制限のもと、練習不足や、気力の減退で舞台に立つ意欲がそがれては居ないだろうかなど、心配の種は尽きませんでした。

 当日は、天候にも恵まれて、出席率も90パーセント以上となり一安心いたしました。

 また、一般来聴者19名を迎え、 静粛な会場の中、熱吟が繰り広げられました。
ただ、新人の部の出場者がいなかったのが残念でなりません。

 鷺夕会をあげて、新教室の開設や、一教室一名増員のキャンペーンを進めていますが、活動が功を奏して、来年度は沢山の新人を迎えたいものと思います。
出場部門では、師範以上の出吟者が一番おおく、準師範の部、初級、上級、師範代の部となりました。

 近年、師範代の出吟者が減少傾向にあることには注意が必要と感じます。
上位に入れば嬉しいし、入賞をのがせば悔しいです。

 来年こそはと、また鋭気を養って次なる高みをめざしたいものです。
西村会長は閉会挨拶の中で「鷺夕会は、皆様のご理解とご協力で競吟大会45回の歴史を刻むことができました」と感謝の言葉を述べられました。

また「聞いていて声の色艶と張りがものたりなく練習不足は否めない」と激励されました。
来年10月23日には、鷺夕会創立50周年並びに曽根鷺夕会主を偲ぶ会を行う計画にしている事。

来年も元気で楽しく頑張りたいと締めくくられました。

以上